そうです、私が左右対称恐怖症患者です。
左右対称になっている文字が怖いので、普段の生活に絶え間なく恐怖が忍び込んできて、ほとほと参っています。
精神的にきついです。
例を挙げてみましょう。
「日常」……何気ないこのような二字熟語にも、恐怖を感じます。
「日本人」……新聞や雑誌でよく見かけますが、怖くて仕方がありません。
「富士山」……これは文字だけでなく、絵まで左右対称になっていて、思わず「ギャッ!」と悲鳴をあげてしまいます。
「非常口」……旅館やホテルで大きく書いてあるのを見ると、「ヒイーッ!」と叫びたくなります。
「大森林」……何かの嫌がらせかと思うくらいの左右対称ぶりです!もう、やめてくださいよ!
逆に「旅情」「側近」「傲慢」「講談社」「新陳代謝」などはいいですね。とにかく、左右別々の形の偏や旁があるだけで素晴らしいです。
そんな私が、うっかり左右対称の文字を見かけてしまった時にどうするか……、知りたいですか?
実は、心を落ち着かせるために「ゆかり」「みち代」「まさゑ」などと、昔のスナックの店名のような女性の名前を手帳にたくさん書くことにしているのです。ホッとしますよ。
さて、ここで問題です。
私がうっかり左右対称の文字を見かけてしまった際に行っている、もう一つの秘策とは何でしょう?
誰でもできる、簡単なことですよ!