電車やバスの「時刻表」ってありますよね。
よく考えるとあれはおかしい。
出発する予定の時間が書いてあるだけなので、
「出発予定時間一覧表」
とでも命名すべきです。
それはちょっと長すぎるだろう、というご批判は受けましょう。
しかし百歩譲って、せいぜい、
「出発予定表」
「出発表」
くらいが正しいのではないですか。
では、私の考える本当の時刻表というのは、どんなものか。
それはスポーツ新聞くらいの大きな紙でですね、
これをパッと開くと、
「00:00」
から始まって、
「00:01」「00:02」「00:03」……、
という風に順番にズラーッと時刻が並んでいる訳です。
で、いま何時かなって、指でこうやって辿っていって、よく見ると、
「16:23」
なんてところの数字だけが、赤く光ってたりしてね。
「あっ、今って16時23分なんだ!」
と分かるっていう寸法ですよ。
今度、「これが本当の時刻表だ!」と言って、売り出そうかなと思っています。
さて、ここで問題です。
この考えを友人に話したところ、
「それはやめた方がいい」
とアドバイスされました。
その意外な理由とは、何でしょう?
意外性を重視してお答えください(字数無制限)。